本日は、認知症の方の行動についてのお話しです。
認知症の症状が進行し、
自分の意思が伝えづらくなる時期に
徘徊行動がみられる事があります。
一見意味も無く彷徨い歩いているように
思う事があると思いますが、
必ずその人にとっての目的があり理由があります。
そのような場合は、強い口調で責めずに
どうしてその行動を起こしたのか介助者が
患者様の様々な情報をもとに想像
してみて下さい。
トイレに行きたかったり、
(家にいるのに)家に帰ろうと思ったり、
または、昔住んでいた実家に帰ろうと思ったり等。
患者様の頭の中では必ずしも
令和の今の自分では無い事が少なくありません。
仕事をしていた時に戻り職場に行こうと思ったり、
子育ての頃に戻り子供を迎えに行こうと思ったり、
その人、その時によって頭の中の状況は
違います。
一番大事なのは、辻褄が合わなくても
患者様の想いに共感する事から始め、
介護サービスをはじめ医療や行政、
身内や様々な社会資源を利用して、
決して抱え込まない事が大事だと思います。
ライトハウスでも日中預かりや
泊まりのサービスを行なっていますので
お困りの際はご相談下さい。
在宅で介護されている方々の
お力になれればと思います。
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