介護をすると言えば一般的に
介護される人のお世話をするという
イメージでくくられることが多いですが
介護スタッフとしては自立に向けての
視点を持つ事も大事とされています。
一般的に介護における自立の定義としては
「毎日の家庭生活、社会的生活に必要な
動作・行動が自主的に行える状態」
とされています。
介護職や家族介護で陥りやすいのは
本人ができる事も手伝ってしまう事。
つい時間が無かったり、
手伝った方が介護する側が楽な場合があり
単純に自立を目指すという事は
行為としては簡単ではありません。
介護される側の方の事を知る事が重要ですし
その中で何ができて、何ができないかを把握
しなければいけませんし、
状況によってできる事が、その時できなくなる
ケースも実際には存在します。
大事なのは、介助するその時の
本人の身体的、精神的な状態を見極めて
アプローチする必要があるという事です。
介護職はその判断力を磨いていく事で
仕事の質も上がっていく事でしょう。
とにかく「待つ」という行為は
簡単なようで意外と難しいものです。
自然体で自立を促せるようになりたいですねえ。
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