高橋 優さんというシンガーソングライター
の作品に福笑いという作品があります。
その一節に「きっと世界の共通言語は
英語じゃなくて笑顔だと思う。」という
歌詞があります。
認知症介護においても最初のアプローチで
表情は重要な部分となります。まず、
言葉よりも先に表情が患者の方に安心感を
与えるのです。
昔、研修で講師の方が、「認知症患者の方に
微笑んで怒ってきた事ある?」と質問して
きました。しばらく考えたのですがやはり
ありませんでした。
今現在も怒られた事はありません。
これは、非言語コミュニケーション
(ノンバーバルコミュニケーション)という
会話や文字によらないコミュニケーションが
認知症患者の方には重要である事をさしてい
ます。表情や身振りだけで無く、服装や
距離感なども含まれます。(距離感大事です)
何か気の利いた話をしようと思わなくても
まずニッコリと微笑むことからはじめてください。
在宅介護でお困りの方や新人職員さんは
是非お試しを。
但し怒らせてしまってからは保証できません
(笑)
介護に携わる方が困難を乗り越えていける事
を願っています。
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