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本日は「海の日」。

 

いつもならこの時期に「港まつり」があり

 

夜空に花火が上がるのですが

 

今年は残念ながら新型コロナウイルス

 

感染の影響で中止となっています。

 

港まつりが行われる和歌山港ですが

 

昔は「水軒の浜」と言われ、

 

今のようなコンクリートの港ではなく

 

紀ノ川の河口まで砂浜と松林が

 

続いていたそうです。

 

当時、花王石鹸の工場も無く

 

自然の海岸が伸びていた景色を

 

観たかったとつくづく思います。

 

少し前までは養翠園の近くまで無人の駅があり

 

和歌山港沿いに線路が走っていたのも懐かしいですが、

 

さらに景色が変わっているのをご存じですか？

 

埋め立てが更に広がり、

 

多くの工場が立ち並んでいるのと

 

線路はもうありませんが、

 

松林を広げ、緑地にして、ちょっとした公園や

 

ドックラン等が整備されています。

 

他にも江戸時代に造られた堤防が

 

発掘されていたりと次々と変わっていく景色が

 

目を楽しませてくれます。

 

詳しくは知りませんが、

 

中央卸売市場もリニューアルしたようで

 

さらなる変化があるようです。

 

ご利用者様を迎えにいく際にこの前を通るのですが

 

ご利用者様から「昔の中央卸売市場は

 

現在の市民会館あたりにあったんやでー」と

 

教えてくれた事もありました。

 

普通なら知り得ない歴史を学べる喜び、

 

本当にこの仕事は学びが多いとつくづく感じます。

 

ご利用者の皆様、

 

本日もご利用有難う御座いました。